飲むわらび餅~レトロニム~
”レトロニム"という単語はご存知でしょうか。
例えば、電子書籍の普及でいわゆる普通の本が「紙の本」と呼ばれるようになったりするように、
新しい製品・概念が登場したことで元々存在していた物に新しい呼び名がつくことを言います。
他にも例を挙げれば「固定電話←携帯電話の普及により」「回らない寿司←回転ずしの普及により」などが挙げられます。
ところで、最近は都会の若者の間で「飲むわらび餅」が流行っているとのこと。「とろり天使のわらび餅」というお店が破竹の勢いで出店数を増やしているようで、コロナ禍に関わらず1年10カ月で100店舗出店を達成したとか。1つの店舗の商品が人気になっているのはタピオカブームとは違っている点ですが、ここまで人気だと一度は飲んでみたいなと。
そのうち「食べるわらび餅」というレトロニムが誕生するかもしれませんね。(高校生の間ではもう誕生しているのかも?)